フリーランスって大変だ
フリーランスになるのは簡単である。仕事がなくても個人事業届けを出して宣言すればいい。
だが、フリーランスに定年はない。休日もない。仕事がなければ終わりである。頑張って勉強し、コードをたくさん書き、ポートフォリオを制作しても、仕事につながらなかったらフリーランスは存在しないのと同じである。早い話、自分の腕一本で自分のみならず家族を養っていかなければならない。それでこそフリーランスと言える。もちろん仕事のより好みや仕事を断るといったことはできないのもフリーランスである。
会社を辞めてフリーランスになるため、プログラミングなどの勉強を始める方がおられる。個人の自由なので構わないが、言わせいただければ愚かでしかない。クラウドワークスやランサーズと言ったところに登録しておけば仕事が来ると思っているのだろうか。SNSで仕事くださいといえば仕事をもらえるのだろうか。そんなのは寝言である。
フリーランスはスキルはもちろんのこと職務遂行能力、人脈がものをいうと思っていい。これらひとつが欠けていてもフリーランスになれない。会社員としても必要なものでもある。まず、これらを身につけてスタートとなる。フリーランスは稼げなければならない。一時的に大きな収入を得てもそれで一生食っていけるわけではない。継続して収入を得ることが大切なのは、会社員でも変わらないのと同じなのである。
フリーランスで成功している人は、一見優雅そうに見えても、裏では必死で仕事を受注してこなしているのである。隣の芝は青い的な考えを持っている人はフリーランスになれないのだ。