新しいオモチャ
僕にとっては、プログラミン言語はオモチャである。だが、オモチャとはいえ、欲しいオモチャと欲しくないオモチャがある。欲しくないオモチャは、言語自体は素晴らしくても、クソッタレであり、触りたくもない。あ、いや、一度は触るか。欲しいとは思わないオモチャでコードを書くなんて、信じられない。
最近では、Octaveという新しいオモチャを手に入れた。今のお気に入りである。Octaveは科学技術計算用のプログラミング言語であり、Python3が科学技術計算なんていうのはおこがましすぎるだろというほど、優れている。まあ、どちらかというと数値解析を目的としたプログラミング言語なのだけどね。機械学習に使われることも多い言語なのである。
機械学習などと、わけのわからないもんはやらないが、天文計算で行列演算にはもってこいだ。GNU Fortranでも行列演算はあるが、積のみが関数としてサポートされている。だけど、和や差、べき乗何というものは、自分でコードを書かねばならない。そんなヒジョーに面倒なことはやりたくない。
matrix_c = matrix_a + matrix_b
だけで求めたい。人間、楽することが精神的によいのである。
Octaveは、そんな思いを知ってか知らずか叶えてくれた言語なのだ。GNU Fortranで書いたコードは、Octaveに書き換えていくつもりだ。
プログラミング言語なんて自分がやりたいことを実現できるかできないかで選択すればよい。
それだけである。