Linux Mintのアップグレード
Linux Mintを21.2から21.3へアップグレードした。Linux Mintのアップグレードは、Windowsと較べると、気楽にすることができるのが強みだ。もちろんアップグレードをする前に必要なデータはバックアップをとっておくことが必要だ。これはWindowsでもLinuxでも変わらない。個人的には大事なデータは、すべて外付けのSSDに保存している。こうしておくと、アップグレード時におけるデータのバックアップは必要はない。それでも心配であれば、アップグレードによって発生する可能性がある不具合を回避する意味からも、アップグレードする前に、システムスナップをショットを作成しておくといい。また、旧バージョンのブータブルディスク(ライブUSB)を作成しておくと、インストールし直すことができる。アプリの数にもよるが、インストールから設定までは1時間程度でできるだろう。時間短縮を図るのであれば、インストールするアプリ、設定メモを残しておくとよい。
ただし、データはバックアップはできたとしても、インストールしたアプリは再インストールしなければならない。今回のアップグレードは21.2から21.3へのアップグレードだったので、アプリの再インストールはしなくてもよかった。これが、21.2から22.1のようになると、少々手間なので、その時は新規インストールしている。Linux MintのISOフィルをダウンロードしてライブUSBを作成、USBから起動、インストールとしている。そのほうが安心かなと考えている。
Linux Mintのアップグレードは「システム管理」から「アップグレードマネージャ」を起動し、「編集(E)」をクリックすることで行える。アップグレードでは、機能の追加やバグ修正など以外にもインストール後に起こり得る既知の問題があることを警告される。どういった問題があるかは、リンク先が表示されるので、クリックして確認するとよい。
最初に述べたように、Linux Mintのアップグレードは、個人的には気楽に行える。だめなら再インストールすればいいからだ。再インストールも慣れてくると、大した問題では内容になってくる。
最後に、不安があれば『アップグレードしないことも大事な選択である』というこを覚えておきたい。