Linux Mint 21 – desktopファイルをメイン・メニューに登録する
アーカイブされたアプリをメインメニューへ登録する方法は、過去記事「Linux Mint MATE-メイン・メニューにアプリを登録する方法」に書いた。基本的に記事のやり方で問題ないだろう。今回は、アーカイブファイルに.desktopファイルが含まれている場合の登録方法である。この方法では、メインメニューの設定を使うことなく、メインメニューへ登録することができる。なお、Linux Mint 21としているが、Linux Mint 20でも問題なくできるはずである。MATEやXfceでは確認していないが同じ方法が使えると思われる。なんせ、Cinnamonしか使っていないからね。
方法
2ステップで完了する。
ステップ1 .desktopファイルを編集する
.desktopファイルはテキスト形式なので、エディタで開くことができる。開いたら、Exec項目に実行ファイル名を含めたパスを記述する。たとえば、FileZillaの実行ファイルをhome/<ユーザー名>/Application/FileZilla3/binに配置した場合は、以下のように記述する。
ユーザー名はLinux Mintインストール時に設定したものなので、自分の環境に合わせて記述する。
/home/<ユーザー名>/Application/FileZilla3/bin/filezilla
ステップ2 ファイルを/usr/share/applicationsへ移動する
移動はファイルブラウザーを管理者権限で起動して、カット&ペーストする。
移動させれば、メインメニューにすでに登録されているはずである。カテゴリーは、desktopファイル内のCategoriesに記述されているので、自動的に配置される。カテゴリーを変えたければ、この項目を書き換えればよいが、理解できていない場合はお薦めしない。