Linux Mint 21.1 PPAを利用したパッケージのインストール
Linux Mint 21.1がリリースされた。最初は21からアップデートしたのだが、Conner Barが表示されないということがあったので、クリーンインストールした。たいして重要ではないものではあるが、表示されないより表示されたほうがよい。全体的に使い勝手の向上を図ったアップデートである。変更点については、YouTubeなどで検索すれば動画でわかりやすく説明してくれるので、そちらを参照するとよいだろう。
ここでは、PPAを利用したパッケージのインストールについて簡単に述べる。21へアップデートしたときにPPAを利用してパッケージをインストールしようとする場合、警告が表示された。警告自体はいいのだが、sudo updateコマンドでは、PPAによるインストールしたパッケージの数だけ警告が表示され、うるさくてしようがない。この警告の回避については、「Linux Mint 21でPPA登録時に警告が出る問題の修正」で述べたとおりである。
だが、手動で行うのはあまり薦められたものではない。21.1では、それらは21以前と同じように気にすることなくできるようになった。つまり、
sudo add-apt-repository ppa:<ppa name> sudo apt update sudo apt full-upgradeもしくはsudo apt install <package name>
のようにできるようになった。手動による登録は必要はない。あたりまえといってはそうなのだが、こういった修正は利便性を向上させる意味では良いものではある。